2016年12月27日火曜日

Xmasも終わり

Xmasも終わり今年も残り僅か…。Xmasは鶏を焼いてホームパーティ。
PICCHIO WORKSメンバーはキャンプ以外でも「ツリースポーク」を愛用してます。以前、ご購入して頂いた方から「他の木のスポークを使っていたけど折れてしまった。」「プラスチックのスポークは折れやすい。」等のお話を聞きました。確かに肉などを突き刺すとフォークの先が折れてしまう事があります。みてるとキャンプや野外でそういった経験のある人はステンレス製やチタン製のスポークを使っている人が多いかな。でも中には金属の持つ冷たい感じが苦手っていう人もいて木の温かみが好きで木のスポークを使用している人もいます。
木のスポークも色々ありますが、折れやすい折れにくいで考えると、どんな木材を使っているかという事が重要です。木は材によって性質が全然異なります。硬い木は折れやすいけど傷つきにくい。柔らかい木は折れにくいけど傷つきやすい性質を持っています。ではどんな木を選べばいいでしょう?
PICCHIO WORKSの「ツリースポーク」は希少木材:長野県産ミネバリで作ってます。別名:斧折樺(オノオレカンバ)といい、その名の通り、斧が折れる程、硬い木で1㎜幹が太くなるのに3年程かかる目の詰まった希少木材です。えっ!硬い木だったら折れやすいんじゃないの?って思うかもしれませんが、ミネバリのもう一つの性質「粘り」がある事で折れにくい木材なのです。ミネバリは信州木曽藪原の伝統的工芸品「お六櫛」の材として有名です。だからあんなに細かい歯を持つ美しい櫛を伝統技術で作る事ができるんですね。もちろん100%折れないってものはありません。だから折れにくい用途にあったミネバリ材を選び、日々色々なシチュエーションで実際に使って検証しているのです。って固い話になってしまいましが、普段のお弁当のフォークがわりに、いつも持参しているマイ箸の代わりにツリースポーク!っていうのもオススメです。PICCHIO WORKSに興味を持って下さる方々が本当に自然を愛している人が多くて、これまた嬉しくなっちゃいます。
ちなみに木製コードスライダー「ピーナッツ」にも長野県産ミネバリを使っています。
引っ張られる力に強く、割れにくい丈夫なものになっています。木製コードスライダーを自作する方は材によって割れやすいので大きさや木材の性質を考えながら作る事をおすすめします。